赤ちゃんとの暮らしに役立つ情報|RACCO公式ブログ

赤ちゃんの手足の冷えと便秘

赤ちゃんの手足の冷えと便秘

赤ちゃんは身体のつくりが未熟なため、姿勢によって血のめぐりが大きく変わります。背中が反ったり、身体に力が入っていると、血管がギュッと圧迫され、足先が冷たくなったり、血色が悪くなることがあります。 そんな時に、全身が緩みやすい自然なCカーブ姿勢 に整えてあげると、身体の力みが取れて血流が流れやすくなり、足の色がピンク色に戻り、冷たかった足もポカポカに変化します。 これは、体がリラックスすると血管が広がり、末端までしっかり血液が届きやすくなるためです。赤ちゃんの手足が冷たいから洋服を着せて温めてあげようという考えになりがちですが、冷えているのは、寒いからということではなく、身体がリラックス出来てない時に起きることがあります。DEEP RACCOでCカーブの姿勢を大切にした睡眠姿勢を保ってあげることで、血の巡りがよくなり、一気に足の色がピンクになった赤ちゃんを何度も見てきました。 赤ちゃんの身体は小さいので、変化がすごく早いんです。 赤ちゃんはお腹まわりや体幹の筋肉も未熟なので、姿勢の変化が腸の動き(ぜん動運動)に直接影響します。 背中が反り返って体がこわばっていると、お腹まわりも固くなり、うんちを出す力がうまく働かないことがあります。 姿勢を調整してあげて、血流がよくなり、筋緊張が緩んでくると自然と便が出やすくなる理由。 • 全身が緩む(お腹も柔らかくなる) • 腸が動きやすくなる • 腸の動きが活発になる  という現象で便が出やすくなります。 新生児から生後4ヶ月ぐらいまでの赤ちゃんは飲んだら出すという排便リズムがありますが、1〜2日便が出ていない、綿棒で刺激をしないと出ない、というお悩みもお聞きします。赤ちゃんの未熟な身体にとって、血流が良いことはとても大切です。 おうちにある授乳クッションなどでCカーブ姿勢を試してみてください。 頭の傾斜は30°、股関節はM字(股間が真上を向く姿勢)を意識してみて下さいね。   授乳クッションとDEEP RACCO Pillowを使ってCカーブで眠っています。 DEEP RACCO Pillowの特集ページができました!赤ちゃんの姿勢の整え方、抱っこのことなど書いています。 ぜひチェックしてみて下さい!   (文責:RACCO 山下千春)

赤ちゃんの手足の冷えと便秘

赤ちゃんは身体のつくりが未熟なため、姿勢によって血のめぐりが大きく変わります。背中が反ったり、身体に力が入っていると、血管がギュッと圧迫され、足先が冷たくなったり、血色が悪くなることがあります。 そんな時に、全身が緩みやすい自然なCカーブ姿勢 に整えてあげると、身体の力みが取れて血流が流れやすくなり、足の色がピンク色に戻り、冷たかった足もポカポカに変化します。 これは、体がリラックスすると血管が広がり、末端までしっかり血液が届きやすくなるためです。赤ちゃんの手足が冷たいから洋服を着せて温めてあげようという考えになりがちですが、冷えているのは、寒いからということではなく、身体がリラックス出来てない時に起きることがあります。DEEP RACCOでCカーブの姿勢を大切にした睡眠姿勢を保ってあげることで、血の巡りがよくなり、一気に足の色がピンクになった赤ちゃんを何度も見てきました。 赤ちゃんの身体は小さいので、変化がすごく早いんです。 赤ちゃんはお腹まわりや体幹の筋肉も未熟なので、姿勢の変化が腸の動き(ぜん動運動)に直接影響します。 背中が反り返って体がこわばっていると、お腹まわりも固くなり、うんちを出す力がうまく働かないことがあります。 姿勢を調整してあげて、血流がよくなり、筋緊張が緩んでくると自然と便が出やすくなる理由。 • 全身が緩む(お腹も柔らかくなる) • 腸が動きやすくなる • 腸の動きが活発になる  という現象で便が出やすくなります。 新生児から生後4ヶ月ぐらいまでの赤ちゃんは飲んだら出すという排便リズムがありますが、1〜2日便が出ていない、綿棒で刺激をしないと出ない、というお悩みもお聞きします。赤ちゃんの未熟な身体にとって、血流が良いことはとても大切です。 おうちにある授乳クッションなどでCカーブ姿勢を試してみてください。 頭の傾斜は30°、股関節はM字(股間が真上を向く姿勢)を意識してみて下さいね。   授乳クッションとDEEP RACCO Pillowを使ってCカーブで眠っています。 DEEP RACCO Pillowの特集ページができました!赤ちゃんの姿勢の整え方、抱っこのことなど書いています。 ぜひチェックしてみて下さい!   (文責:RACCO 山下千春)

念願の「母親学級」で抱っこのお話

念願の「母親学級」で抱っこのお話

今年の夏頃から福岡県久留米市にある「とみおかレディースクリニック」さんの母親学級で、「首すわり前の赤ちゃんの抱っこ」と「睡眠姿勢」についてお話の時間をいただけることになりました。 「母親学級」はコロナの期間に中止になったりオンライン化されたりしてるところも多く、内容としては、「お産の心構え」や「陣痛かな?と思ったらどのタイミングで病院に連絡するか?」そして、「入院に必要なもの」などの説明があるところが多い印象です。 出産して母子同室になって、赤ちゃんを抱っこする日々が始まります。 それと同時に母乳が順調に出るようになるまでは、母乳がよく出るようにマッサージを受けたり、3時間おきの授乳だけでも大変です。 その合間にはおむつ替えもあり、産後は身体の辛さと睡眠不足で、ふらふらになる人も多いと思います。   だからこそ、赤ちゃんの抱っこの仕方とぐっすり寝てくれる寝床のことを伝えておきたい、と強く思っています。   授乳やおむつ替えだけでも大変なのに、抱っこしても泣き止まなかったり、寝かせると起きてしまう、などが続くと、幸せ感よりも、絶望感になってしまったり、母親としてやっていく自信を失ってしまうかもしれません。   産婦人科さんの役割としては、「安全に安心してお産を迎え、無事に出産を終えること」であり、産後は授乳の指導やおっぱいマッサージなども助産師さんの専門領域です。 そこで余裕があれば、育児についての助言をしてくれる助産師さんもいらっしゃると思います。 ただ、産んだ後はそれどころじゃないので、出来るだけ出産前に、新生児の赤ちゃんの抱っこの仕方や睡眠姿勢について予習をする機会を持っていただきたいと思っています。 今や「まぁるい姿勢」での抱っこはSNS等でもたくさん発信されているので、なんとなく知っている人は多いと思います。 だけど、実際にふにゃふにゃの赤ちゃんを抱っこしようとしたら、どんな風にまぁるい姿勢を作ってあげるのかわからなくなる人が多いと思います。 腕でしっかり包む抱っこは「腱鞘炎」になりにくい抱っこでもあります。 産後の女性は体力を消耗しているだけでなく、全治2ヶ月の交通事故にあったのと同じぐらいの身体的、精神的なダメージを受けています。 出来るだけ早く回復できるように、旦那さんや周りの家族のサポートも不可欠です。 赤ちゃん人形を使った抱っこの練習は、ママよりもパパにしっかり教えておくことが産後のママをゆっくり休ませることに繋がります。 今後は母親学級だけでなく、父親学級でもお伝えする機会があればいいなと思っています。 ママじゃないと泣くという逃げ道をなくすためにも、パパが抱っこへの自信をしっかり身につけて、産後クライシスなどの回避にもなり、夫婦でしっかり産後の大変な時期を乗り切って欲しいと思っています。  

念願の「母親学級」で抱っこのお話

今年の夏頃から福岡県久留米市にある「とみおかレディースクリニック」さんの母親学級で、「首すわり前の赤ちゃんの抱っこ」と「睡眠姿勢」についてお話の時間をいただけることになりました。 「母親学級」はコロナの期間に中止になったりオンライン化されたりしてるところも多く、内容としては、「お産の心構え」や「陣痛かな?と思ったらどのタイミングで病院に連絡するか?」そして、「入院に必要なもの」などの説明があるところが多い印象です。 出産して母子同室になって、赤ちゃんを抱っこする日々が始まります。 それと同時に母乳が順調に出るようになるまでは、母乳がよく出るようにマッサージを受けたり、3時間おきの授乳だけでも大変です。 その合間にはおむつ替えもあり、産後は身体の辛さと睡眠不足で、ふらふらになる人も多いと思います。   だからこそ、赤ちゃんの抱っこの仕方とぐっすり寝てくれる寝床のことを伝えておきたい、と強く思っています。   授乳やおむつ替えだけでも大変なのに、抱っこしても泣き止まなかったり、寝かせると起きてしまう、などが続くと、幸せ感よりも、絶望感になってしまったり、母親としてやっていく自信を失ってしまうかもしれません。   産婦人科さんの役割としては、「安全に安心してお産を迎え、無事に出産を終えること」であり、産後は授乳の指導やおっぱいマッサージなども助産師さんの専門領域です。 そこで余裕があれば、育児についての助言をしてくれる助産師さんもいらっしゃると思います。 ただ、産んだ後はそれどころじゃないので、出来るだけ出産前に、新生児の赤ちゃんの抱っこの仕方や睡眠姿勢について予習をする機会を持っていただきたいと思っています。 今や「まぁるい姿勢」での抱っこはSNS等でもたくさん発信されているので、なんとなく知っている人は多いと思います。 だけど、実際にふにゃふにゃの赤ちゃんを抱っこしようとしたら、どんな風にまぁるい姿勢を作ってあげるのかわからなくなる人が多いと思います。 腕でしっかり包む抱っこは「腱鞘炎」になりにくい抱っこでもあります。 産後の女性は体力を消耗しているだけでなく、全治2ヶ月の交通事故にあったのと同じぐらいの身体的、精神的なダメージを受けています。 出来るだけ早く回復できるように、旦那さんや周りの家族のサポートも不可欠です。 赤ちゃん人形を使った抱っこの練習は、ママよりもパパにしっかり教えておくことが産後のママをゆっくり休ませることに繋がります。 今後は母親学級だけでなく、父親学級でもお伝えする機会があればいいなと思っています。 ママじゃないと泣くという逃げ道をなくすためにも、パパが抱っこへの自信をしっかり身につけて、産後クライシスなどの回避にもなり、夫婦でしっかり産後の大変な時期を乗り切って欲しいと思っています。  

飲みやすい哺乳瓶が良いとは限らない??

飲みやすい哺乳瓶が良いとは限らない??

今日は「哺乳瓶」の選び方のポイントについて「口育(こういく)」の観点からお話が出来ればと思っています。飲む(吸う)力が弱い時期は少量のミルクでも飲むのに時間がかかってしまったり、せっかく飲んだのに、吐き戻してしまったり、、、授乳の時間もスムーズにいかないことが多いと思いますが、少しずつ飲む量も増えて、しっかりと飲めるようになっていきます。赤ちゃんには産まれたときから、「吸啜(きゅうてつ)反射」という原始反射が備わっているので、唇に何か触れた時におっぱいや哺乳瓶を吸おうとする反射があります。指を近づけても吸啜反射が起こります。母乳とミルク、混合でどっちも与える人も多いと思います。哺乳瓶選び、迷いますよね。赤ちゃんにとって飲みやすい哺乳瓶を選んだ方がいいのか...母乳やミルクを飲むときに、赤ちゃんは口、舌を動かしてお口周りの筋肉や舌を鍛えているので、実は、ある程度負荷はかけてあげた方が良いです。赤ちゃんのお口って1歳頃までに急成長します。最初は、吸啜反射で吸うことしか出来なかったのが、離乳食が始まって、咀嚼(そしゃく)が出来るようになっていきます。そして、個人差はあるけど、6ヶ月前後で歯が生えてきて、上顎、下顎ともに使えば使うほどしっかり広がっていきます。だから、哺乳瓶は丸穴で吸わなくてもポタポタ出てくるタイプより、クロスカットで顎をしっかり使わないと出てこないタイプがおすすめです。楽をすると後でツケが回ってくるという考え方、赤ちゃんのことには結構当てはまります。お口の育ちが悪いと、歯並びが悪くなったり、噛めないことで偏食になったり、滑舌にも影響します。参考になれば幸いです。文章:RACCO山下千春

飲みやすい哺乳瓶が良いとは限らない??

今日は「哺乳瓶」の選び方のポイントについて「口育(こういく)」の観点からお話が出来ればと思っています。飲む(吸う)力が弱い時期は少量のミルクでも飲むのに時間がかかってしまったり、せっかく飲んだのに、吐き戻してしまったり、、、授乳の時間もスムーズにいかないことが多いと思いますが、少しずつ飲む量も増えて、しっかりと飲めるようになっていきます。赤ちゃんには産まれたときから、「吸啜(きゅうてつ)反射」という原始反射が備わっているので、唇に何か触れた時におっぱいや哺乳瓶を吸おうとする反射があります。指を近づけても吸啜反射が起こります。母乳とミルク、混合でどっちも与える人も多いと思います。哺乳瓶選び、迷いますよね。赤ちゃんにとって飲みやすい哺乳瓶を選んだ方がいいのか...母乳やミルクを飲むときに、赤ちゃんは口、舌を動かしてお口周りの筋肉や舌を鍛えているので、実は、ある程度負荷はかけてあげた方が良いです。赤ちゃんのお口って1歳頃までに急成長します。最初は、吸啜反射で吸うことしか出来なかったのが、離乳食が始まって、咀嚼(そしゃく)が出来るようになっていきます。そして、個人差はあるけど、6ヶ月前後で歯が生えてきて、上顎、下顎ともに使えば使うほどしっかり広がっていきます。だから、哺乳瓶は丸穴で吸わなくてもポタポタ出てくるタイプより、クロスカットで顎をしっかり使わないと出てこないタイプがおすすめです。楽をすると後でツケが回ってくるという考え方、赤ちゃんのことには結構当てはまります。お口の育ちが悪いと、歯並びが悪くなったり、噛めないことで偏食になったり、滑舌にも影響します。参考になれば幸いです。文章:RACCO山下千春

一番大事な「はじめの365日」

一番大事な「はじめの365日」

11月17日は、佐賀県嬉野市の子育て広場をされているリュッケさんのお話会に講師として呼んでいただきました。 タイトルは、「賢い育児の第一歩 一番大事な最初の365日」   14組のママと赤ちゃんにお話をさせていただきました。初めての育児に不安を抱えながら向き合っている人、2人目育児中の方が参加されていました。令和時代ならでは子育て事情や、赤ちゃんの抱っこのこと、赤ちゃんケアのことをお伝えしました。   ママたちと触れ合う中でいつも思うことは、「子育ては頑張っても上手く行かないことがある」という苦悩です。 私も3人の子育てをしてきたので、何かしらいつも難しいなと悩みながら母親として生きてきました。   昨日は講座の後にも個別に相談を受けたり、お話をさせてもらう時間があったので、ママたちが日々どんなことに悩みながら育児と向き合っているのか、を身近にひしひしと感じることが出来ました。 ここが私の起業の原点であり、ママたちと話していると「もっとママという女性を自由で軽やかな存在にしたい」という衝動が湧いてくるのです。   子育てはとても尊いことであり、子どもを蔑ろにする話ではありません。 子育てのプレッシャーをママである女性が背負う社会を変えたいのです。 ・赤ちゃんが泣くと、「(泣かせて)ごめんね」と赤ちゃんに謝りながら抱っこしている女性の姿もありました。もっと私が上手に育児が出来れば...という気持ちが隠れているのかもしれません。 ・子どもの様子で気になることがある方は「私が○○をしていたのがいけなかったのかもしれない」と相談を受けました。過去の自分が必死でやってきたことを悔いていらっしゃる様子でした。(今目の前にいるお子さんをポジティブに感じられるような声かけをしました) ・ママが悩んだこと(歯並びや絶壁など)が遺伝でこの子も同じような悩みを抱えるかもしれない、と心配する方もいらっしゃいました。遺伝の部分とそうじゃない部分があること、赤ちゃんのうちから意識して悩みを増やさないように伝えられることを伝えました。   こんな風に、ママたちは我が子の幸せを願って、毎日必死で子育てを頑張っているんです。 夫の些細な言葉に孤独感や不信感を感じてしまう、というお話もありました。 ・4月から保育園の入園を考えたいけど、夫からせめて1年間は子どもと一緒にいてほしいと言われてなんだか悔しい。経済的にも働いた方がいいし、何より自分が社会からの孤立感があり、働いていた方がバランスが取れやすいと思うのに....。 佐賀県の温泉で有名な「嬉野市」でお話をさせていただきましたが、田舎ほど、まさにジェンダーギャップの大きさを感じます。 男性と女性が社会の中で対等でないことをジェンダーギャップと言いますが、女性の本心を大切にされない、本心を言うと「母親としての責任が足りない」という感じのことを言われてしまう。   「母親の心を解放したい」「子どもは母の頑張りだけでなく、社会の中で育つもの」という信念が私の中にあることを再確認した時間でした。   講座の内容としては、赤ちゃんの抱っこのポイントや向き癖や身体のこわばりが出てしまった時のほぐし方などをお伝えしましたが、私の中ではいつも、母たちの心の支えになりたいと言う信念があります。 最後に、この日も、DEEP RACCOは大活躍でした! 7ヶ月、8ヶ月頃の赤ちゃんが寝落ちした後、「抱っこから降ろすと起きるから起きないように添い乳している...」と言う赤ちゃんたちが、DEEP RACCOに無事に着地して、眠り続けました。...

一番大事な「はじめの365日」

11月17日は、佐賀県嬉野市の子育て広場をされているリュッケさんのお話会に講師として呼んでいただきました。 タイトルは、「賢い育児の第一歩 一番大事な最初の365日」   14組のママと赤ちゃんにお話をさせていただきました。初めての育児に不安を抱えながら向き合っている人、2人目育児中の方が参加されていました。令和時代ならでは子育て事情や、赤ちゃんの抱っこのこと、赤ちゃんケアのことをお伝えしました。   ママたちと触れ合う中でいつも思うことは、「子育ては頑張っても上手く行かないことがある」という苦悩です。 私も3人の子育てをしてきたので、何かしらいつも難しいなと悩みながら母親として生きてきました。   昨日は講座の後にも個別に相談を受けたり、お話をさせてもらう時間があったので、ママたちが日々どんなことに悩みながら育児と向き合っているのか、を身近にひしひしと感じることが出来ました。 ここが私の起業の原点であり、ママたちと話していると「もっとママという女性を自由で軽やかな存在にしたい」という衝動が湧いてくるのです。   子育てはとても尊いことであり、子どもを蔑ろにする話ではありません。 子育てのプレッシャーをママである女性が背負う社会を変えたいのです。 ・赤ちゃんが泣くと、「(泣かせて)ごめんね」と赤ちゃんに謝りながら抱っこしている女性の姿もありました。もっと私が上手に育児が出来れば...という気持ちが隠れているのかもしれません。 ・子どもの様子で気になることがある方は「私が○○をしていたのがいけなかったのかもしれない」と相談を受けました。過去の自分が必死でやってきたことを悔いていらっしゃる様子でした。(今目の前にいるお子さんをポジティブに感じられるような声かけをしました) ・ママが悩んだこと(歯並びや絶壁など)が遺伝でこの子も同じような悩みを抱えるかもしれない、と心配する方もいらっしゃいました。遺伝の部分とそうじゃない部分があること、赤ちゃんのうちから意識して悩みを増やさないように伝えられることを伝えました。   こんな風に、ママたちは我が子の幸せを願って、毎日必死で子育てを頑張っているんです。 夫の些細な言葉に孤独感や不信感を感じてしまう、というお話もありました。 ・4月から保育園の入園を考えたいけど、夫からせめて1年間は子どもと一緒にいてほしいと言われてなんだか悔しい。経済的にも働いた方がいいし、何より自分が社会からの孤立感があり、働いていた方がバランスが取れやすいと思うのに....。 佐賀県の温泉で有名な「嬉野市」でお話をさせていただきましたが、田舎ほど、まさにジェンダーギャップの大きさを感じます。 男性と女性が社会の中で対等でないことをジェンダーギャップと言いますが、女性の本心を大切にされない、本心を言うと「母親としての責任が足りない」という感じのことを言われてしまう。   「母親の心を解放したい」「子どもは母の頑張りだけでなく、社会の中で育つもの」という信念が私の中にあることを再確認した時間でした。   講座の内容としては、赤ちゃんの抱っこのポイントや向き癖や身体のこわばりが出てしまった時のほぐし方などをお伝えしましたが、私の中ではいつも、母たちの心の支えになりたいと言う信念があります。 最後に、この日も、DEEP RACCOは大活躍でした! 7ヶ月、8ヶ月頃の赤ちゃんが寝落ちした後、「抱っこから降ろすと起きるから起きないように添い乳している...」と言う赤ちゃんたちが、DEEP RACCOに無事に着地して、眠り続けました。...

寝たきりの高齢者と赤ちゃんの共通点

寝たきりの高齢者と赤ちゃんの共通点

寝たきりの高齢者の心配事として、「褥瘡の予防」があります。 長時間同じ姿勢で過ごすので、「圧迫」「摩擦」などが一部に集中し、「皮膚」や「血流」に影響を与え、「褥瘡」ができます。 赤ちゃんの場合も同じ要素が考えられます。 自分で体位を変えられない生後2ヶ月ぐらいまでは特に、同じ姿勢で過ごす中で、「圧迫」「摩擦」などが同じ部分に集中し、特に、頭の骨が柔らかい時期は変形したり、首や背中がこわばったりすることにつながります。 高齢者の布団やベッドには、高反発で3次元構造体のエアファイバーなどが用いられています。 特徴として、体圧を広い範囲で受け止めることで、一点に圧力が集中するのを防ぎます。 また、通気性が高いので、ムレによる皮膚トラブルを減らす効果があります。 赤ちゃんにも共通した悩みが出てくるのに、赤ちゃんのお布団やベッドに、こういった高性能なマットを取り入れる価値観はまだ広がっていません。 アメリカ・カナダなどでは、通気性が高い、沈み込み過ぎないなどの素材に注目したベビープロダクトの会社が「Safe sleep 」(安全な睡眠環境)を訴求して、積極的にベビーの寝具に活用を始めました。 RACCOは10年間ベビー用のマットを研究し、商品化・販売をしていますが、最初から一貫して、「高反発・3次元構造体のエアファイバー」の素材を用いています。 新商品の「DEEP RACCO Pillow」は、これまでのコア材の中でも、低密度で柔らかく編まれているエアファイバーを使用しています。   赤ちゃんの頭が歪んだことで、悩みを抱えている保護者は増えています。 歪んだらヘルメット治療がある、という思考ではなく、生まれてきた赤ちゃんの柔らかい頭や身体を歪ませない寝具を真剣に選んで欲しい、と願っています。   ヘルメット治療は費用が最低40万かかるだけでなく、0歳児の赤ちゃんに四六時中ヘルメットを装着させなければいけません。 あなたなら、ずっとヘルメットをかぶって生活することに抵抗はありませんか? 年々、治療用のヘルメットは研究され、軽量化されていますが、それでも、何も被らないよりは負荷があります。 汗っかきでハイハイなどの運動発達を遂げる時期に、四六時中ヘルメットを被ることを出来るだけ親として選びたくない、と思います。 赤ちゃんの睡眠の質や睡眠時の姿勢のサポートには高い価値があります。 特に、首が座る頃までの生まれてから100日ぐらいの赤ちゃんは、頭も体も歪みが出やすい時期です。 この時期の赤ちゃんの寝具選びの大切さをもっと伝えていきたいと思います。

寝たきりの高齢者と赤ちゃんの共通点

寝たきりの高齢者の心配事として、「褥瘡の予防」があります。 長時間同じ姿勢で過ごすので、「圧迫」「摩擦」などが一部に集中し、「皮膚」や「血流」に影響を与え、「褥瘡」ができます。 赤ちゃんの場合も同じ要素が考えられます。 自分で体位を変えられない生後2ヶ月ぐらいまでは特に、同じ姿勢で過ごす中で、「圧迫」「摩擦」などが同じ部分に集中し、特に、頭の骨が柔らかい時期は変形したり、首や背中がこわばったりすることにつながります。 高齢者の布団やベッドには、高反発で3次元構造体のエアファイバーなどが用いられています。 特徴として、体圧を広い範囲で受け止めることで、一点に圧力が集中するのを防ぎます。 また、通気性が高いので、ムレによる皮膚トラブルを減らす効果があります。 赤ちゃんにも共通した悩みが出てくるのに、赤ちゃんのお布団やベッドに、こういった高性能なマットを取り入れる価値観はまだ広がっていません。 アメリカ・カナダなどでは、通気性が高い、沈み込み過ぎないなどの素材に注目したベビープロダクトの会社が「Safe sleep 」(安全な睡眠環境)を訴求して、積極的にベビーの寝具に活用を始めました。 RACCOは10年間ベビー用のマットを研究し、商品化・販売をしていますが、最初から一貫して、「高反発・3次元構造体のエアファイバー」の素材を用いています。 新商品の「DEEP RACCO Pillow」は、これまでのコア材の中でも、低密度で柔らかく編まれているエアファイバーを使用しています。   赤ちゃんの頭が歪んだことで、悩みを抱えている保護者は増えています。 歪んだらヘルメット治療がある、という思考ではなく、生まれてきた赤ちゃんの柔らかい頭や身体を歪ませない寝具を真剣に選んで欲しい、と願っています。   ヘルメット治療は費用が最低40万かかるだけでなく、0歳児の赤ちゃんに四六時中ヘルメットを装着させなければいけません。 あなたなら、ずっとヘルメットをかぶって生活することに抵抗はありませんか? 年々、治療用のヘルメットは研究され、軽量化されていますが、それでも、何も被らないよりは負荷があります。 汗っかきでハイハイなどの運動発達を遂げる時期に、四六時中ヘルメットを被ることを出来るだけ親として選びたくない、と思います。 赤ちゃんの睡眠の質や睡眠時の姿勢のサポートには高い価値があります。 特に、首が座る頃までの生まれてから100日ぐらいの赤ちゃんは、頭も体も歪みが出やすい時期です。 この時期の赤ちゃんの寝具選びの大切さをもっと伝えていきたいと思います。

背負い過ぎない子育て

背負い過ぎない子育て

実際に我が子を腕に抱いた瞬間から、「この子を守りたい」という強い意志が芽生え、必死に授乳し、オムツを替え、抱っこし、寝かしつけをすることをエンドレスに続けていたら、少しずつ心に余裕が出てくる。   そんな産後を3回経験し、その子どもたちが現在、22歳(男)、20歳(女)、16歳(男)になりました。   2歳半差で生まれてきた2人目の育児が特にきつくて、8ヶ月ぐらいの時から2人を保育園に預けて働くことを選択しました。   子どもが選べない時期のあれこれは親が全部決めることになります。 保育園に何歳から預けるかもその1つ。 「離乳食をいつから始めるか?」とか、「風邪をひいた時に病院に連れていくか、薬を飲ませるか?」など、なんでも決定権が親にあります。 子どもが大きくなるにつれて、子どもたちの自我が強くなり、自分の意思で選ぶようになってきた時に、決定権が親の手から離れていきます。 早い子は3歳ぐらいから強い意志を持ち始めます。 2歳頃のイヤイヤ期もその予兆みたいなものですよね。   うちの3人の子どもたち(写真は5年ほど前、店舗づくりを手伝ってくれている時のもの)も、それぞれの時期に自分で選ぶようになって、その子が選んだことに対して、「否定」をしたくなることが何度も何度もありました。   その1つとして、「学校が楽しくない」「行きたくない」という意思と「休む」という選択。保育園だって、「行きたくない」「休む」という選択をする子はいるでしょう。   そんな時、「子どもの選択が正しいとは限らない、親がサポートを頑張って、どうにか考えを変えさせなければ」と感じたり、そんな自由やわがままを許容してしまうと、困ることが増えるからある程度親の権威で正さなければいけない、と思ったりもしますよね。 困るのは本人もだし、親も困ることが増えますよね。ある程度社会のルールに沿って成長してくれるのと、自己流の道を歩むのでは、子育てのハードルが全然違ってきます。   「学校が楽しくない、行かない」を選択した次男との日々は本当に葛藤だらけでした。この写真は親子で1年間「離島留学」をしたときのものです。いつもこんな感じで険しい道を歩む次男。 私は安心感がなく、自分の仕事などの生活が崩れ、常に「どうなってしまうんだろう」と不安になっていました。 現在は、定時制高校に通っています。 これも自分で選択しました。「高校は卒業したい」と。 こんな風に、親がなんでも決めてあげてレールを敷く方が上手くいきやすい子育てのイメージがありましたが、我が家の場合、そんな簡単じゃなかったので、親のそういった気負いを手放し、子ども自身の人生であることを再認識し、親が良いと思うことを子どもに押し付けることは無くなりました。 親自身もまた子ども時代があり、親に教えられたことを守っていたり、染み込んでいたりしますよね。 親と子の関係性ってすごく複雑で、何が正解かわからないけど、「背負い過ぎない」ことが1つのキーワードかなと感じています。 (こどもたちが偶然同じスニーカーを選んでいた写真。購入時期はバラバラです) 少なからず一緒に暮らしているだけでも影響は与えています。 だから、良い影響を与えられる身近な大人でいたい、そこを意識して自分自身の人生に目を向け、子どもにも親の存在を背負わせないようにしたいですね。...

背負い過ぎない子育て

実際に我が子を腕に抱いた瞬間から、「この子を守りたい」という強い意志が芽生え、必死に授乳し、オムツを替え、抱っこし、寝かしつけをすることをエンドレスに続けていたら、少しずつ心に余裕が出てくる。   そんな産後を3回経験し、その子どもたちが現在、22歳(男)、20歳(女)、16歳(男)になりました。   2歳半差で生まれてきた2人目の育児が特にきつくて、8ヶ月ぐらいの時から2人を保育園に預けて働くことを選択しました。   子どもが選べない時期のあれこれは親が全部決めることになります。 保育園に何歳から預けるかもその1つ。 「離乳食をいつから始めるか?」とか、「風邪をひいた時に病院に連れていくか、薬を飲ませるか?」など、なんでも決定権が親にあります。 子どもが大きくなるにつれて、子どもたちの自我が強くなり、自分の意思で選ぶようになってきた時に、決定権が親の手から離れていきます。 早い子は3歳ぐらいから強い意志を持ち始めます。 2歳頃のイヤイヤ期もその予兆みたいなものですよね。   うちの3人の子どもたち(写真は5年ほど前、店舗づくりを手伝ってくれている時のもの)も、それぞれの時期に自分で選ぶようになって、その子が選んだことに対して、「否定」をしたくなることが何度も何度もありました。   その1つとして、「学校が楽しくない」「行きたくない」という意思と「休む」という選択。保育園だって、「行きたくない」「休む」という選択をする子はいるでしょう。   そんな時、「子どもの選択が正しいとは限らない、親がサポートを頑張って、どうにか考えを変えさせなければ」と感じたり、そんな自由やわがままを許容してしまうと、困ることが増えるからある程度親の権威で正さなければいけない、と思ったりもしますよね。 困るのは本人もだし、親も困ることが増えますよね。ある程度社会のルールに沿って成長してくれるのと、自己流の道を歩むのでは、子育てのハードルが全然違ってきます。   「学校が楽しくない、行かない」を選択した次男との日々は本当に葛藤だらけでした。この写真は親子で1年間「離島留学」をしたときのものです。いつもこんな感じで険しい道を歩む次男。 私は安心感がなく、自分の仕事などの生活が崩れ、常に「どうなってしまうんだろう」と不安になっていました。 現在は、定時制高校に通っています。 これも自分で選択しました。「高校は卒業したい」と。 こんな風に、親がなんでも決めてあげてレールを敷く方が上手くいきやすい子育てのイメージがありましたが、我が家の場合、そんな簡単じゃなかったので、親のそういった気負いを手放し、子ども自身の人生であることを再認識し、親が良いと思うことを子どもに押し付けることは無くなりました。 親自身もまた子ども時代があり、親に教えられたことを守っていたり、染み込んでいたりしますよね。 親と子の関係性ってすごく複雑で、何が正解かわからないけど、「背負い過ぎない」ことが1つのキーワードかなと感じています。 (こどもたちが偶然同じスニーカーを選んでいた写真。購入時期はバラバラです) 少なからず一緒に暮らしているだけでも影響は与えています。 だから、良い影響を与えられる身近な大人でいたい、そこを意識して自分自身の人生に目を向け、子どもにも親の存在を背負わせないようにしたいですね。...