飲みやすい哺乳瓶が良いとは限らない??
今日は「哺乳瓶」の選び方のポイントについて「口育(こういく)」の観点からお話が出来ればと思っています。
飲む(吸う)力が弱い時期は少量のミルクでも飲むのに時間がかかってしまったり、せっかく飲んだのに、吐き戻してしまったり、、、授乳の時間もスムーズにいかないことが多いと思いますが、少しずつ飲む量も増えて、しっかりと飲めるようになっていきます。
赤ちゃんには産まれたときから、「吸啜(きゅうてつ)反射」という原始反射が備わっているので、唇に何か触れた時におっぱいや哺乳瓶を吸おうとする反射があります。
指を近づけても吸啜反射が起こります。
母乳とミルク、混合でどっちも与える人も多いと思います。
哺乳瓶選び、迷いますよね。
赤ちゃんにとって飲みやすい哺乳瓶を選んだ方がいいのか...
母乳やミルクを飲むときに、赤ちゃんは口、舌を動かしてお口周りの筋肉や舌を鍛えているので、実は、ある程度負荷はかけてあげた方が良いです。
赤ちゃんのお口って1歳頃までに急成長します。
最初は、吸啜反射で吸うことしか出来なかったのが、離乳食が始まって、咀嚼(そしゃく)が出来るようになっていきます。
そして、個人差はあるけど、6ヶ月前後で歯が生えてきて、上顎、下顎ともに使えば使うほどしっかり広がっていきます。
だから、哺乳瓶は丸穴で吸わなくてもポタポタ出てくるタイプより、クロスカットで顎をしっかり使わないと出てこないタイプがおすすめです。
楽をすると後でツケが回ってくるという考え方、赤ちゃんのことには結構当てはまります。
お口の育ちが悪いと、歯並びが悪くなったり、噛めないことで偏食になったり、滑舌にも影響します。
参考になれば幸いです。
文章:RACCO山下千春