赤ちゃんの手足の冷えと便秘
赤ちゃんは身体のつくりが未熟なため、姿勢によって血のめぐりが大きく変わります。
背中が反ったり、身体に力が入っていると、血管がギュッと圧迫され、足先が冷たくなったり、血色が悪くなることがあります。
そんな時に、全身が緩みやすい自然なCカーブ姿勢 に整えてあげると、身体の力みが取れて血流が流れやすくなり、足の色がピンク色に戻り、冷たかった足もポカポカに変化します。
これは、体がリラックスすると血管が広がり、末端までしっかり血液が届きやすくなるためです。
赤ちゃんの手足が冷たいから洋服を着せて温めてあげようという考えになりがちですが、冷えているのは、寒いからということではなく、身体がリラックス出来てない時に起きることがあります。
DEEP RACCOでCカーブの姿勢を大切にした睡眠姿勢を保ってあげることで、血の巡りがよくなり、一気に足の色がピンクになった赤ちゃんを何度も見てきました。
赤ちゃんの身体は小さいので、変化がすごく早いんです。
赤ちゃんはお腹まわりや体幹の筋肉も未熟なので、姿勢の変化が腸の動き(ぜん動運動)に直接影響します。
背中が反り返って体がこわばっていると、お腹まわりも固くなり、うんちを出す力がうまく働かないことがあります。
姿勢を調整してあげて、血流がよくなり、筋緊張が緩んでくると自然と便が出やすくなる理由。
• 全身が緩む(お腹も柔らかくなる)
• 腸が動きやすくなる
• 腸の動きが活発になる
という現象で便が出やすくなります。
新生児から生後4ヶ月ぐらいまでの赤ちゃんは飲んだら出すという排便リズムがありますが、1〜2日便が出ていない、綿棒で刺激をしないと出ない、というお悩みもお聞きします。
赤ちゃんの未熟な身体にとって、血流が良いことはとても大切です。
おうちにある授乳クッションなどでCカーブ姿勢を試してみてください。
頭の傾斜は30°、股関節はM字(股間が真上を向く姿勢)を意識してみて下さいね。
授乳クッションとDEEP RACCO Pillowを使ってCカーブで眠っています。
DEEP RACCO Pillowの特集ページができました!
赤ちゃんの姿勢の整え方、抱っこのことなど書いています。
ぜひチェックしてみて下さい!

(文責:RACCO 山下千春)